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2006/05/20

Pepiteの美的な日々:奇怪な出来事

 私にとって今日(5月19日)は雨降りのヒマな休日。映画にでも行こうかと思ったけど、大雨になるようなので、やめにしました。読書する気にもなれず、我が家の二羽の愛鳥はラブラブで、私のことは完全無視だし、たまった家事をこなすパワーもなく・・・・
 昼前になってお腹が空くと、近所の人妻に電話。あとで行くから、なんか食べさせて、と。そこでパスタとサラダをごちそうになり、その友人が最近購入して活用しているバランス・ボールとやらに乗ってみたところ(馬に乗れるんだから、これくらいわけないよと思い)、まさにバランスを崩して落下、打撲。大変危険な乗り物(?)のようです。
 それから私の最近の恋のおもしろ話を披露し、二人でゲラゲラ笑って、ようやくこの休日が楽しいものになりかけた頃、人妻が歯医者の予約で出掛けなければならず、しぶしぶ家に帰ることに・・・・
 月曜日に友人に返さなきゃならない本を読もうとしたけど、今日は難解なものに対して脳ミソが拒絶反応。代わりに選んだのが、なぜか澁澤龍彦著の「東西不思議物語」。アジアやヨーロッパの幽霊話、SF、怪奇現象などを集めた面白本で、これなら気楽に読めるかなと思ったわけです。
 といっても、今日はこの本の紹介ではありません。たくさんの不思議な物語を読んでるうちに、私自身が中学生の頃経験した奇怪な出来事を思い出し、皆さんに聞いてもらいたくなったのです。
 吸血鬼に襲われかけたとか、UFOに連れ去られたとかいうようなディープインパクトな話じゃなく、地味~な内容なんだけど、不思議度は100%!
 どうぞ我がミステリーをお楽しみください。もちろん、実話です。

 それは、中学2年生の夏休みのある日、友達のMさんの家に、私とTさんの二人が泊まりにいった晩の出来事でした。この日Mさんの両親は不在で、私たちは3人で家にいたのです。親がいないのをいいことに、深夜までガンガン音楽を流してしゃべりまくり、楽しんでおりました。そして夜中の2時を過ぎた頃、喉が渇いた私たちは、近くの自動販売機にジュースを買いに行くことに。(この頃はまだジュースですよ、私も!)
 出掛けたのは私とMさん。自動販売機までは徒歩1分といったところかな。Mさんの家を出て、まっすぐ進むと四つ角があり、その一隅に目当ての自動販売機があるんだけど、すぐそばには白いステテコ(?)を穿いて、ランニングシャツを着たおやじが立っていたのです。よく見るとおやじはマルチーズ犬を連れてて、散歩の最中。こんな夜中に、と思ったけれど、それよりも私たちは、子供が深夜に出歩いてることをこのおやじに注意されるんじゃないかと、ちょっと恐れたのでした。(まだ今よりも大人が強かった時代!)
 動物大好きな私は当然、このマルチーズ犬に注目しました。きれいにブラッシングされた真っ白なかわいい子で、赤い首輪に、細い赤い紐で繋がれていました。男性と犬は自動販売機のすぐそばにいて、私たちは「何も言われませんように!」と願いつつ、おやじに背中を向けるような格好で販売機に小銭を投入し、ボタンを押しました。
 ジュースを取り出し、振り向いた時に(この間およそ5秒)私が見たのは、先程のおやじではなく、白いネグリジェのような裾長の服を着た髪の長い女性で、目を隠すように前髪をたらし、さっきのマルチーズを連れてたのです(首輪も紐も同じ)。
 私は身も凍るような驚きで、一瞬言葉を無くしました。最初のおやじと、この薄気味悪い女性がいつ、どうやって入れ替わったのか、まったく説明がつかないからです。現場には隠れるところがありません(死角もなし)。丈の短い草が生えた空地に囲まれた四つ角で、深夜ゆえあたりは静まりかえっていて、足音なんかは響きまくり。
 いつもボーっとしているMさんはこのことに気付きませんでした。家に向かって歩き始めた時に、私は小声で彼女に「おじさんが女の人に変わってるんだけど・・・」と知らせました。振り返り、そのことを確認した彼女は、腰を抜かしそうなくらい驚いて、恐怖し、泣きながら私の腕をとり、ほとんど駆け出さんばかりに急ぎました。すると私たちの背後に、カッ、カッ、カッ、という鋭い足音が響いてきたんです。Mさんが悲鳴を上げ、私たちは全速力で家に戻り、この出来事を留守番してたTさんに話し、3人で恐怖に怯えました。

 MさんもTさんも怖がりで、すぐさまこの出来事を幽霊に結び付けて考えたようですが、私は必ずしもそうではありませんでした。まず、幽霊なんて信じていなかったし、世間にたまにいる「霊感がある人」とやらのもったいぶった話などには嫌悪をもよおすばかりの私は、この出来事にはきっとなんらかの説明がつくはずだと考えたのです。
 そこで二人の制止を振り切って、私は一人で現場に戻り、冷静に状況を思い出し、あらゆる可能性を探ろうとしたのですが、成果はありませんでした。どう考えても、やはり不可能なんですよ。
 だからといって、これをオカルト的な現象ととらえるには未だに抵抗があるのだけれど、ただただ、不思議な出来事として、忘れられません。
 これを怪談とするなら、なんだか季節外れの記事を書いてしまいましたが、もともと私のブログに季節感は無し。この時期に雪の結晶のテンプレートを使い続けてることからしても・・・・(たぶん、真夏もこのまま)。

 

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コメント

Pepiteさん 今晩は(o^∀^o)ノ

うーん・・・。。。
不思議な体験ですね・・・
もし、幽霊であったとしても何がしたかったのか不思議です。
実はおやじの早着替えみたいな早変装だったり?
違うでしょうね(^^;)・・・
オカルトっぽい不思議体験は一度もないのですが違った意味の不思議体験は一度だけあります。
今でもあれは一体と思うけどそれから別に何もないのでまぁいいか!と思ってます。
だって考えても分からないので!(笑)

投稿: ファズ | 2006/05/20 20:32

なんとも不思議な話ですな・・
怖いというか気持ち悪い。
オークスはオカルト馬券でも買ってみようか。

投稿: ミスターX | 2006/05/21 05:59

お久しぶりです。
ステテコ親父が、女性に代わるというのも奇妙な話ですが、蓋を開けてみれば「な~~んだ」って言うことかも知れませんね。

小学校5年生のときなんですが、夜友人のアパートの前で立ち話をしていたときに不思議な体験をした覚えがあります。

友人のアパートは線路際にあって、線路とアパートを挟んだところで立ち話をしていました。

別れる間際、ふとアパートの壁面に目をやると、

そこに、白い着物を着た女性と思われる人が立っていました。

体ははっきりと見えるのに、何故か首から上が見えないんです。
夏の7時近くで、アパートの電灯も明々と灯っているのに・・・・。
次の瞬間、"首から上がない”って言うことに気がついて、友人と二人一瞬顔を見合わせ、怖いと言うよりは「不思議」に思ったのです。
そこに列車が通過し、その女性のいる場所に光を一瞬横切るように照らすと、

そこに先ほどまで立っていた女性はもう消えていました。

その女性までの距離は、2mも離れていない至近距離なので、目の錯覚と言うことはありえません。

そして、それから3年経ったある日、
母にその話をすると、
「あの時怖がると思って話をしなかったんだけど、あそこで女性が線路の枕木に首を載せて、自殺したのよ。きっとその女性よ。」と・・・。

まあ、世の中不思議なことがありますね。


>それから私の最近の恋のおもしろ話を披露し

ぜひブログでお聞かせください。w

投稿: Diane | 2006/05/21 08:35

>ファズさん

おやじの早変装!!めちゃおもろい!!
もしかして、そうだったのか!
でも、変な出来事でしょ?
ファズさんの不思議な話も聞かせてくださいよ。
りょうくんが一瞬コンゴウインコ並の大きさになったとか?(笑)


>ミスターX

どうせあなたの馬券は外れるでしょうから、
オカルト馬券でもなんでも買ってください。
私は桜花賞馬を応援します。(かわいいので)
桜花賞組本線も、他ではカワカミプリンセスに注目。本田騎手がんばれ!!


>diane様

ひえ~っ、こっ、こっ、こわい!!
こりゃ、本物の幽霊ですわ!
ディープインパクトなお話です。
それに比べると、おやじの早変わりなんかはかわいいものですね。
そういう意味で、なんかホッとしました。
Dianeさんは知ってるけど、私はホラーなどの怖いのが苦手でしょ、
だから奇妙な出来事にもどうにか説明をつけて安心したいわけですよ。
でもやはり世の中、理屈が通らない不思議なことはありますね。
幽霊がいるのだとしても、どうか私の前には現れないでくださいと願うばかりです(マジこわい)・・・
それから、私の最近の恋のおもしろ話・・・いつか酔っ払った晩にでも、書いてみます、ハイ。


 

投稿: Pepite | 2006/05/21 10:11

初めてコメントさせてもらいます!!
イヤー何だか不思議な体験ですね(◎o◎)!
読んでるうちに不思議とワクワクしてしまいました!
でもその場に居た皆さんは、ビックリしてるはずですよねf^_^;...
私も霊感とかは作り話としか思えないほうなので、
説明を付けたくなるお気持ちスゴークわかります!!
私でもPepiteさんと一緒に真相を探りに行っただろうなぁと思いました!!誰かに静止されてもネ!
なーんせプチ探偵さんですから(〇^ε^〇)

投稿: RIOママ | 2006/05/21 13:43

>RIOママさん

ようこそお越しくださいました。
そうそう、あなたは生まれながらの探偵さんといっていいほど、分析力のある賢い人だもんね。
この出来事の不思議の秘密をRIOママなら解明できたかも。
ほんと、そう思いますわ。
なぜこの場にいてくれなかったのよ!と悔やまれます。
かつて私たちの周りの例のミステリーを見事に暴いた腕前を、ここでも発揮していただきたかった!!!
今度探偵する時は、私を助手にしてください。
あんまり役立ちそうにはないけどね・・・
ではまた!

投稿: Pepite | 2006/05/21 21:37

それはきっと 右半分がオヤジ、左半分が女性という
某マンガのあしゅら男爵のような方では??
もしくはA面がオヤジ、B面が女性 ってこれも
立派なオカルトですわね! 
または修行中のお茶目なマジシャンが夜中に練習してたとか
うふふ

投稿: dekako | 2006/05/22 14:47

>dekako様

もっともらしい(?)様々な推論を立てていただき、ありがとうございます。
これで私の長年の謎も解けそうですわ(解けるかっ!)。
中でもマジシャンの夜中の稽古というのが、
私の好みに合いますね。

投稿: Pepite | 2006/05/24 12:07

Pepiteさん こんにちは(o^∀^o)ノ
一昨日コメントしたつもりがちゃんと送信できてなかったみたいです(^^;)

私の不思議な話はそんなたいしたことじゃないんですけど、前に車に引かれた話を少ししたと思うんですけどその時の話なんです。
その時友達と駅まで歩いてて一緒に引かれてしまったのですが二人とも意識不明だったらしくってその時に見た夢?みたいな話を少し元気になってから友達に言うと同じような夢を見たみたいなんです・・・。
本当に同じ夢だったのかどうかは人の夢まで見れないからわからないですけど今でもその話になると不思議やなぁ・・・って言ってます(笑)

りょうくんがコンゴウインコぐらい大きくなるのも見てみたいですけどね!
でもあんなに大きいのがりょうくんみたいに動きまわると凄いことになりそう(笑)

投稿: ファズ | 2006/05/24 14:01

>ファズさん

いえいえどうして!これまた不思議なお話ですね。
同じ夢をみるとは・・・
こういう話を聞くと、やっぱりこの世に神秘は存在するんだなと思います。
前にも話題になったこの事故は、お二人して意識不明になるほどの大事故だったんですね!
そのことにも結構驚いています。

今日は王子たちを置き去りにして、
ヘアカットに出かけるそうですが、
一層美人になられることを期待しております。

投稿: Pepite | 2006/05/25 10:38

高校時代の友人(女性)の話・・
車に足をひかれました。 タイヤの跡がくっきり
ついていたそうですわ。 しかし骨折もせず。。
その後カノジョについたあだ名は「骨太女」 うふふ

投稿: dekako | 2006/05/26 10:53

>dekako様

なんと頑丈な方でしょうか!
これもある種のミステリーですね。
霊魂は関係ないようだけど、
恐れ入りました・・・・

投稿: Pepite | 2006/05/26 21:13

おっさんがネグリジェ着てた方がもっと怖かったのにねwww
おっさんとその女性の関連が知りたい。
ってことはおっさんも霊的なものがあったのかもしれないってことだよね??

不思議な体験ならMJでもたくさんあるじゃなぁ~~い。
この前も2階フロアで、数々の変な人の気配いっぱいしてたんだからぁ。
そういや、Bに居たMさんが更衣室のお風呂場で
マリつきしてる女の子居たって言ってたことがあるんだけど、あれは座敷わらしかな??
あっ、座敷わらし居るんならあの会社にもとっくに幸せ訪れてるか…

投稿: | 2006/05/27 17:34

名前入れるの忘れてました・・・
↑のはうちでしたぁ。

投稿: ダリル | 2006/05/27 17:35

オークスのカワカミプリンセス優勝おめでとう!
本田騎手、かっこよかったです。
ダービーの的中もおめでとう。
間違いなく堅く決まると言ったペピちゃんを信じて、
馬券獲りました。
ありがとうーーーー。
宝塚記念もよろしくお願いします。

投稿: ミスターX | 2006/05/28 22:44

>ダリルさん

おっさんのネグリジェ姿なら、ある意味すっごい恐怖だったかも!
おっさんと女性の関係か・・・う~ん、まったく想像できないね。
一体、何の意味があったのかなあ・・・
何かを訴えたかったのかもしれないけど、
こっちには全然わからない。
もっとわかりやすく表現してほしかったよ。


>ミスターX

オークスの本田騎手の勝利をとても嬉しく思います。
カワカミプリンセスは、お気づきのように、
オーシャンと同じ厩舎、同じ騎手、同じメンコということで、偏愛しておりました。
そしてダービーはいつものように堅く収まり、
誰もが納得の結果でした。
宝塚記念は確たる軸馬がいるので、安心して?馬券を買えますね。

投稿: Pepite | 2006/05/30 01:17

Pepiteさんこんばんは!!
久しぶりすぎてごめんなさいです。
それと大変遅くなりましたがウチのぱんちゃんのことでは力強いエールを本当にありがとうございました。

・・・皆さんのコメ読んでておもしろかったです♪
私も仲間に入ることができるのか良くわかりませんが、、ドッペルゲンガーでしたっけ、正式名に自信がありませんが。。。私、見た事あるんですよ。確か9歳の頃に。
ビックリしましたよー!
持っているお気に入りの服着ていたし!!
当時は怖かったです。私は怖いの大の苦手だし。
オカルトの類はまったく受け付けないんです!!

投稿: ちゅんたろう♪ | 2006/06/03 22:00

>ちゅんたろう様

こんばんは~!お元気ですか?
これはかなりの驚きです!!
ドッペルゲンガーと聞いて背筋が冷たくなりますよ。
ちゅんたろうさんは自分の目で見たんですね。
実は私にも自分の分身がいるようなんです。
私自身は見たことないけど、思春期の頃、何人もの友達がいろんなところで偽者の私を目撃したようで、皆から怖がられた時期がありました。
ただ、不思議なことに、その偽者は私よりも性格がいいらしく、あっちが本物だったらいいのにと、言われたものです。
まあ、これは私自身が確かめた出来事ではないんで、真偽のほどはわかりませんが。
世の中、不思議なことってけっこうありますね。
ああ、こわい・・・。

投稿: Pepite | 2006/06/03 22:56

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