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2006/04/20

Pepiteの美的な日々:パリ発ミラノ行き国際列車

こうすれば、あなたもタダで乗れる?

 夢なんかめったに見ない(寝て見る夢)、という友達もいるけど、私の場合眠りに夢は欠かせないもの。しかも幸福な夢を見た記憶などほとんどない夢見の悪い私は、日々悪夢にうなされています。
 けれどもこうした悪夢の中には、覚めてみるとめちゃくちゃおもしろいものも結構あり、そんな場合はこれらをしっかりネタに仕上げ、飲み会などでお披露目し、笑いを獲得しております。
 でも今日は、悪夢の物語の記事ではなく、とある悪夢からふと思い出した現実の面白事件を書くことにします。
 そのきっかけとなった悪夢とは・・・・パリの国際駅から、なぜか?せつない心を抱えて外国に旅立とうとする私。(なかなか絵になるじゃん!)。ところが、荷物を積み込む途中で扉が閉まり(ちょっと待ってよ!!)、そのまま国際列車は動き出してしまいます。私は絶望的な叫びとともに、ホームにぽつんと残された荷物をなすすべもなく見つめるしかありません。かっこ悪いなんてだけじゃなく、冷や汗もののこの悪夢が呼びさました現実の出来事は、「パリ発ミラノ行き国際列車、無賃乗車の旅」でした。
 おフランスは、パリにおける私の美的な日々の断片を、「サン・ラザール駅の中国人」という記事で、前に皆さんに読んでいただきましたが、今回もまた、ヨーロッパ滞在中に起きた思い出深いシーンをひとつお目にかけることにします。
 「サン・ラザール駅の中国人」では、思いがけない人の心のやさしさに触れ、涙を流した若かりし頃の(今も若いけど!)私のパリ生活の一コマを紹介したわけですが、今回はこれとはずいぶんおもむきが異なります。胸を打つ思いや幸福というわけではありませんが、それでも平板で精彩を欠く私の人生の途上において、今なお忘れ難く、ほほえましい出来事として、記憶に残る賑やかな思い出です。 

 アレッサンドラ・アドネット(通称アレ、私はアレックスと呼んだ)、イタリア人、でかい系の女の子。パリでの本来の勉強とは別に、伝統ある私立教育機関の夏期講座を受けることにした私は、そこでアレックスに出会いました。
 講義の初日、偶然隣りに座った私たちでしたが、この初めの日から、私はなぜか彼女とは気が合いそうな感じがしたものです。この教室では席が決まっているわけではなく、毎日早い者順に位置取りが決まってゆくのですが、翌日、アレックスは早目に教室に着き予習をしていた私を見つけ、他にも空いている席があるにもかかわらず、私の隣に来てくれたんです。これで私たちが仲良しになれるのは、もう決まったことのように思われました。
 そしてそんな私の予想(望み)通り、アレックスと私は急速に仲良しに。でもそれは、「サン・ラザール駅の中国人」で紹介したヤドランカ(通称アダ)と私の関係とはまた違った感じのもの。アダが私のことを、何国人とかいう枠組みを超えて、一人の気の合う友人として向き合ってくれたことに対して、アレックスの場合、彼女が私を気にかけた理由はおそらく、私がアジア人で、慣れないヨーロッパの暮らしに当惑しているだろうという、ある種の保護意識からだったと思うのです。
 この学校に他に日本人がいなかったわけではありません。ここはレベルが6段階に分かれていて、私のクラスは5段階の上級クラスだったのですが、普通、「私はフランス文化について勉強してるの」、というおしゃれで垢抜けた美人の日本人は、大抵1~3段階にいるようで、私のように不美人で、勉強をがんばるタイプだけが、試験によって上級クラスの切符を勝ち取ることができたようです。したがって私のクラスには、普段はどこかの大学で陰気臭い勉強を続けている野暮ったい日本人男性と私の他には、見るからに異邦人はいなかったわけです。
 私は常々思うのですが、私たち日本人がヨーロッパ文化について、とりわけそこに興味を見出す者が、かなり正確にその情報を仕入れていることに対して、ヨーロッパの人たちは、アジアの小国、しかし経済大国でもある私たちの国のことを、ほとんど知らない場合が多いのです。パリで有名な「ジャポニスム・日本展」に展示されている着物なるものが、どう見ても中国の民族衣装だったり、装飾品の数々がその年代からは、到底日本のものではないと確信できるものであったりと、まるで片思いのような気分(私はあなたのことをこんなによく知ってるのに、あなたときたら何よ!)となることもしばしばでした。
 そんな事情から、平均的なヨーロッパ人であるアレックスは、異文化で暮らす私を思いやり、夏期講習の一ヶ月の間、いつも私のそばに付き添い(実際は私の方がパリ滞在は長いんだけど)、私がすでに知っているヨーロッパの風習を思いつくままに教えてくれました。私が何も知らないふりをして、そうした教えにいちいち驚いてうなずいたのは、彼女のそんな好意が、とても嬉しかったからです。
 アレックスはパリ在住のイタリア人のパーティーに私を招待してくれたり、私が講師となる折り紙の講座?を企画してくれたり、フランスでは有名なヴァイオリニストのプライベートな演奏会に場違いの私を招いてくれたりと、やはりアジアの私が通常では知ることのなかった様々な時間を提供してくれました。

 そんなアレックスが故郷のミラノへ帰る日、私は彼女には事前に言わずに国際列車の駅へと見送りに行きました。これはアレックスにとって意外な出来事だったみたいで、彼女はホームで私の姿を認めると、両手一杯に抱えた大荷物を放り出して、私を抱きしめ、イタリア人らしく、キスの嵐を浴びせかけました。恥ずかしがりやの私は、列車の発車時刻を指摘し、彼女を車内に押し込んで、ホームからその膨大な荷物を一つ一つ放り込み、最後の小型のバッグがアレックスの手に渡ったとき、腕時計を確認し、どうやらこの大荷物を彼女の座席まで一緒に運んであげる時間があると判断しました。
 それは正しかったのです。ただ、私は情熱的なイタリア人の性格というのを計算に入れ忘れただけ・・・・。
 でかい系の彼女に抱きすくめられて、身動きのとれない私。「ああ、あなたをミラノに連れて帰りたい。うちのお母さんはミラノ一の家庭料理人なの。どんなにおいしい料理を作ってくれるかあなたに知ってもらえたら!お父さんはサッカー狂だけど、とってもやさしいのよ!ひとつ年下の妹はちょっと不良だけど、タバコなんか吸うし、でも絶対好きになってくれるはず。ドゥカっていうシェパード犬が、店(彼女の家は宝石店を営んでいる)の番犬してるんだけど、動物好きのあなたならすぐに仲良しになれるはずだし・・・などなど・・・」
 私の頬に押し当てられた彼女の唇からそうした言葉が発せられるうちに、静かに走り出したミラノ行き国際急行列車。この列車は途中夜中の2時過ぎにディジョンに停車するだけの、ほとんど直行便・・・・。私はアレックスの言葉をさえぎって、「どうやら、そのすべてを知ることになりそうなんだけど。アレックス、列車は走り出しちゃったよ。私、明日、パリ郊外のヴァンセンヌに行く用事があるんだけど、どうすればいいの?」
 アレックスは両手を私の肩に置いたまま、のけぞるようにして私の目を覗き込みました。少し間をおいて、私は最上級の笑顔で応じ、そして私たちは笑い転げ、フランス人がよく使う表現 C'est la vie!(これが人生さ!)っていう言葉を連発!本当は翌日のヴァンセンヌの用事はかなり重要だったんだけれど、退屈な日常から逸脱できそうなこんなアクシデントに、私の心はすでに傾いていたのです。
 「いつもパスポート持ち歩いてたよね?」と、アレックス。「うん、両替なんかのときに必要だし」と、私。
 「わかった。あとはまかせて!」と、コンパートメント(車室)を出て行ったアレックスは数分後に戻ってくると、「幸いにも車掌はイタリア人だから、なんとかなりそうよ」と微笑んだ。
 私たちのいたコンパートメントにやって来た車掌に対して、アレックスがイタリア語で早口にまくし立てる。何をいってるのかわからないけど、ほどなく車掌が「Gratuite!(君はタダ!)」という言葉を残して去って行った。
 「どうなってんの、アレックス?」と、私。
 「つまりね、あなたは望んでこの列車に乗ったんじゃないのよ。ミラノに行きたくてここにいるんじゃなく、思わぬことからこんな事態になったわけよ。私はそれを車掌に説明したのよ。そしたら、そんなことなら仕方ないって、彼も納得してくれたのよ」。
 アレックスの主張は、私にはほとんど説得力のないものに思えるのだけれど、これがすんなり通ってしまうのだから、さすがイタリア人!もちろん私は車内で切符を買う気でいたけれど、タダでいいと言われりゃ、そりゃあもう、喜んでそうさせていただきます!
 結局のところ、アレックスはこんな形で(本人は意識してなかっただろうけど)、私に「異文化」を見せ付けてくれたのでした。

 ミラノで彼女のご家族にやさしく迎えられ、とりわけアレックスの妹と私はすぐに打ち解けて仲良しに!ママのおつかいで二人で近所のスーパーへ行き、余計なものまでたくさん買い込んで家へ戻ると、ママのイタリア料理講座の始まり。私は料理が趣味で、友人たちにはしばしば手の込んだメニューを食べてもらっていますが、中でもイタリア料理には定評があるものと思っています。その秘訣は、ママ直伝の本場のレシピにあるんですよ。
 パパの車で宝石店を訪れ、番犬のドゥカに対面した私は、ムツゴロウさん状態。この滞在の間にアレックスの失恋事件なども起こり(彼氏のロベルタから「くやしかったら痩せてみろ!」という捨て台詞で別れを告げられたアレックスの涙にも付き合い)、ミラノ観光にも精力的に出掛け、慌しい時を過ごした私たち。そして再び、今度こそさよならをいう時が訪れました。

 アレックスとその陽気な家族に見送られ、パリ行き国際列車に乗り込む私。もう一度あの愉快なアクシデントが起きないものかと、心のどこかで期待していたのだけれど、ホームで手を振るアレックス一家のお見送りに精一杯応える私を乗せて、ミラノ発パリ行き国際列車は、静かに走り出したのでした。 

 
 Img_1825_1 アレックスの家の中庭で、彼女を撮影(ピンボケで御免)。とってもやさしそうでしょ。アレックス大好き!イタリア人大好き!イタリア料理もグッド!イタリア万歳!! またいつの日か会いたいね、アレックス!      
 
 

 
 
 

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コメント

こんにちわ。
ステキなお話ですね。
私もパリのリヨン駅で、友人を見送った思い出があります。
二人して涙を流し、抱き合い別れを惜しんだものでした。
スイスの友人のアパートで1週間過ごした後、二人でパリを訪れ、共通のフランス人の友人に会いに来たのです。
パリ滞在中は、街中でいつも大喧嘩。
こんな奴と早く別れたい~と思ったものですが、実際に別れの時が来るとやっぱり辛いものでした。
私はあいにく車内には入らなかったので、ジュネーブへ舞い戻ることはなかったです。w

あと思い出に残っているのが、ジュネーブ滞在中、友人は仕事で出ていたので、一人で古城に行こうと、電車に乗り込んだら、何故か降りるはずの駅は通過してしまい、そこで間違えて特急に乗ってしまったことに気がついたのです。
車掌さんにそのことを伝えると、次の駅で降りて、ジュネーブ行きに乗るといいよ。ただ、次のジュネーブ行きは2時間後だけど。といい、乗り越し代金は要らないと言ってくれました。

わけのわからない駅で降りたった私は、途方にくれていましたが、ふと町の外に目をやると、そこに古城らしき屋根が!!
駅を出てその屋根を頼りに歩くと、ピンポン~ありました!!古城。^^
しっかり見学して、2時間後の電車に乗ると、なんと車掌さんがさっきの人♪
もちろん料金はただ。^^
ローカル線の料金で、ちょっとした小旅行をした私でした。^^
ただ話は結構私もありますが、それはまた次回。w

PS:ヴィセンヌ懐かしいな。
母とヴィセンヌ城を訪ねた思い出があります。

投稿: Diane | 2006/04/21 05:48

Pepiteさん こんにちは(o^∀^o)ノ

とっても素敵なお話ですね!
海外へほとんど行ったことのない私にとってはとても面白い話です。
ハプニングであったもののアレックスさん本当にPepiteさんをミラノへ連れていくことになったんですもんね!
イタリア人の方がそんなに情熱的だとは知りませんでした。
イタリアも行っていたいわ~♪

因みに寝ているときにめったに夢をみない人です・・・
たまに見るといったら何かに追いかけられる夢とか、現実ではぜったいにありえない夢が多いです(笑)

投稿: ファズ | 2006/04/21 12:58

あの料理にはそんな素敵な秘話が…

世間の視野が広いとそんな素敵な出会いや出来事があるんだなぁと思ったら、
自分がすごく小さい人間なんだと実感したりするなぁ。
ってか、日本人にはないそのおおらかさ。
車掌さんだけでなく、アレックスさんも素敵な方やねんね。

で、その重要な用事は無事クリア出来たのか気になるとことだったりして。

投稿: ダリル | 2006/04/22 00:16

Pepiteさんこんばんは!
アレックスさんを途中まで男性と思い込んで読んでいた私です(汗)。

私も海外にはパッケージツアーでいくつか行ったことのある程度でましてやヨーロッパなんて全然!
こういう空気に触れることのできる旅をもっと若い若い頃にしたかったなぁと読みながら思ってしまいました。
楽しく、あったかいみなさんに囲まれて素敵な時間だったでしょ。良いなぁ(*^_^*)
作家名を忘れましたがイタリアに住んでいるフランス人の夫を持つ方のエッセイそのままなのねと
アレックス家のみなさんを重ねることができました。また素敵なお話を!

ついしーん:私もかつてはまさに「夢見がち」な少女(今は何?)でして、良く夢日記を書いてました!話のつながり方に無理のあるものばかりでしたが、これってどこかで自分の経験が入り込んでいるはずですよね。私って一体・・・?

投稿: ちゅんた | 2006/04/22 01:21

>Diane様

これまたおもしろい体験談をありがとうございます。
見知らぬ駅に降り立って、しっかり古城を見つけるとは、さすがDiane様。
転んでもタダでは起きないのね~。列車の乗り越し料金はタダだったようだけど(笑)。
同じ車掌さんにあたるってのもサプライズ。
そんなことから、Diane様にも結構ヨーロッパを舞台にしたタダ話がありそうですね。
The Gothicの旅のコラムで紹介してください。


>ファズさん

イタリア、いいところですよ。
この話とは別に、イタリア一人旅で(出た~、負け犬!)、あちこち行ったけど、ほんと、大好きです。
でもお互い、小鳥がいるとなかなか旅行はできませんね。
長期で家を空けるとなると、私なんかは旅の楽しさより我が子が心配になって、ちっともハッピーにはなれません。
一緒に連れて行くのは面倒だしね~・・・


>ダリルさん

イタリア人ほどではなくても、おおらか人種のダリルと私は、日本よりあちらのほうが合うかもよ。
そのうち出掛けましょう。
それから記事の「重要な用事」はもちろん、クリアできませんでした。
そのため、楽しいミラノ滞在のツケが後でまわってきたような感じになっちゃったんだけどね。
C'est la vie!(セ・ラ・ヴィ!)


>ちゅんたさん

ボンジョルノ!(と、気分はすっかりイタリア)。
そうですね、普通アレックスといえば男性です。
なぜ私は彼女をそう呼んだのか、思い出せませんが、気付いたときにはアレックスになってました。
ちゅんたさんも「夢見がち」な乙女?なんですか?
夢のストーリーなんて、間違いだらけでいいかげんなものですよね。
その上悲劇が覆いかぶさる展開が約束された私の夢などは、夢日記に書き留める気にもなりません。
どうせあり得ないことなら、完全な幸福に包まれる夢を見たいものですね~(笑)。

投稿: Ppite | 2006/04/22 10:17

パックツアーの自由行動日に、現地のツアーで
セゴビアに行ったことがあるのですけれど
中国人形をみて「じゃぱに~ず!」とにこやかに
話しかけて下さったでかい系の親父を思い出しましてよ! うふふ

投稿: dekako | 2006/04/23 11:49

>dekako様

イタリアでも、でかい系の方とのほほえましい接触があったのですね。
イタリアをご存知のdekakoさんならお気づきかもしれませんが、
フランスやイタリア、スペインなどのラテン系には、あまりでかい系はいないようです。
この記事のアレックスは、文中にも記しましたが、イタリア版でかい系。
私はdekakoさんと知り合う前から、そんなわけで、でかい系に対して良いイメージを抱いていました。
自分より身長が高い相手に見下ろされながら会話をすることに、ある種の威圧を感じる人もいるのでしょうが、素直に現実を受け入れるタイプの私は、威圧よりもむしろ保護されるような温かさを感じ、
アレックスには甘えてばかりいました。
身長の高低により、なんとなく形付けられる人間関係ってありますよね。
単にイメージの問題だとは思うんだけど、私とアレックスの場合は、文中で述べた、私が異文化で暮らすアジア人であることに加え、そういう要素もあったように感じます。
けれどもそうしたイメージ形成とは別に、私は彼女が私と同世代の、そして見かけによらず(甘えたがりやの私が彼女に望む姿勢を裏切って)私と同様に弱い部分をたくさん持ち合わせた女の子であることも知っていました。
確かに、身体の大小の関係から、彼女が私に対して保護意識を持っていたことは疑えませんが、
それでも、そうした枠組みを超えて、時には立場が逆転することもありました。
そんな時、物理的な体積などはもはや無関係で、
私はアレックスをとてもかわいく感じたものです。
ここで「でかい系ライフ。」的な結論を申しますと、

でかい系、常に保護者であらず!

人間は時にその外見に見合った役割を果たそうとするものですが、どんな外見にもよらず、人の心の中身などは、そんなにちがいませんね。

投稿: Pepite | 2006/04/24 01:45

アレックスさんホントでかい系ですね。
でかい系=縦横大きい?ですよね?

イタリア人て若い頃は細くてかわいいけど、年齢と共に見る影もなく太りますね。

私の学校にいたイタリア人女性は、皆小柄で細くて、化粧が濃かったです。w

スペイン人もそうだけど、デブでも皆ボディコンで三段腹を堂々と強調しているところがすごい!!とつくづく感心してしまいました。
スペインに行ったとき、そのとき旅の疲れで結構体重が落ちてしまい、なんか周りと比べると自分が貧相に思えてしまいました。
でも一人だけ拒食症のような女性がいて、なんか仲間と思われたようで、100万ドルの笑顔を向けられました。w

なん~~か複雑な気持ちでしたね。w
今度スペインに行くときはお肉たっぷりつけて、化粧ばっちりしていきます。
顔が濃いから負けますね、さすがに w

投稿: Diane | 2006/04/24 20:45

>Diane様

そうなんです、アレックスは縦横でかい系。
しかも若くしてすでにこの体格をそなえたイタリアの女の子でした!
かわいいでしょ!ほんと、かわいいんですよ!
でも一般には、若い頃は細く、20代半ばで横幅が大いに増すイタリア人が多いようですね。
それはいいんですが、やはり私もDiane様と同じく、
彼女らの化粧の濃さに驚かずにはいられませんでした。
若くてまだまだきれいな肌を何ゆえこれほどの化粧で覆わなければならないのかと、
不思議に思っていました。
それから体型に関しては、どのようなプロポーションの持ち主でも、皆堂々としていて、私はむしろ好感を持ちました(驚きもあったけど・・・)。
それから、Diane様がどんなに努力して「増量」なさっても、
西洋のボリュームには太刀打ちできませんよ。
旅の疲れなどのちょっとしたことで体重をおとされるDiane様は、到底彼女らと張り合うことは無理です!
だから次回のヨーロッパ旅行の際にも、きっと拒食症風の女性から、100万ドル(ユーロ?)の笑顔を向けられることでしょう。
ついでに言わせてもらえば、Diane様が試みるつもりでいる厚化粧などは、イタリア、スペインでは、とるに足らない薄化粧に映るのではないかと(顔立ちの濃さには関係なく)、私には思えます。というより、そうに決まっていますが(笑)。

投稿: Pepite | 2006/04/24 23:00

ホントイタリア人の女の子は化粧が濃いですね。
他のヨーロッパ諸国の女の子が皆すっぴんに近いナチュラル故、妙に浮いていました。

イタリア人はホント20代半場で太りますが、やっぱり食べる量が違いますね。
フランスの古城ホテルに泊まったとき、レストランの隣の席の若いカップルの食欲旺盛な事!!
私と同じフルコースを食べていたんですが、私はそのボリュームに前菜、魚料理でもうお腹いっぱいになってしまい、肉料理はもてあまし、豪華なデザートは一口食べただけ。
でも彼らは、ワゴンで運ばれてくるチーズを全種類お皿に山盛り盛ってもらい、デザートもすべて平らげ、デザートの後のプチパイも全部平らげていました。(前菜の前にも甘くないプチパイが出ました。デザート後には甘いプチパイ。もちろん私は手をつけず・・・。)

日本では結構大食いの私ですが、やはり彼らの胃袋とは本質的に違うとつくづく感じたしだいです。
日本のフランス料理って言うと、一品一品が少なく、フルコースでも最後まで食べつくしてしまいますが、本場ではフルコースを食べつくすのは、よほどの大食いじゃない限り日本人には不可能ですね。

まあ、あれだけの量を平気で食べつくす彼らが太らないはずはないですね。
それと良く思ったのですが、ヨーロッ人は食べるのが早いですね。日本では私は早いほうですが、向こうでは何故か一番遅く、あまり遅いので『まずいの?』って良く言われました。他の友人は知っているので『彼女は食べるのが遅いんだよ』と言ってくれましたが、日本でそんなこと言われたことがないです。w
早食いはデブの元 w

あと、何故か旅行中はお腹が空かないんですよ。
気分が満たされているときって、食欲は何故か二の次なんです。食べるより、美しい景色や建物を見て、気分を満たしてお腹いっぱいにしてしまうようです。
ダイエットにはやはり旅が一番かも。
自然に健康的に痩せることが出来るから。^^

それと、スペインに行った時は、自然に自分の化粧も濃くなっていましたよ。
私は日本では結構はっきりした顔立ちですが、向こうの人の顔を見ると、自分の顔が薄く感じて、アイラインとか懸命にしっかり引きましたが、それでも全然負けてましたね。w

長くなってしまいましたね。
では、また!!

投稿: Diane | 2006/04/25 05:49

そう でかい系だって守って欲しいのでございます。
Pepiteさまにこう書いていただいてワタクシとっても
嬉しゅうございます。

「君は一人でも生きていけるタイプだよね」
って誤解されることが多いでかい系。。。
見た目で判断するんじゃあ なくってよ!!! うふふ

追伸:「ちゃいに~ず」でかい系親父の国籍は不明・・
でもおのぼりさんであることは間違いございませんわ

投稿: dekako | 2006/04/25 15:44

>Diane様

そうそう!私はこの記事を書き終えて何か忘れてるなあと気にかかってたんだけど、
まさにそれ!あの大食ぶりでした!
私も日本女性としては結構食べるほうだけど、
そんなのはもう全然、問題にもなりません。問題外のそと!
特にイタリアでは、前菜でご馳走様状態。
そしてフランスではやたらとディナーに時間をかけるし・・・
この夕食、いつ終わるのかしら・・・と、よく思ったものでした。
料理を食べ残すことが失礼にあたるような状況下では、まるで拷問。
アメリカのマックのスーパーサイズ(今はないようだけど)なんかで驚いている場合じゃない!
失恋を機に、ダイエットを始めたアレックスの初日のメニューが忘れられません。
パスタに、どでかいピザ一枚と、ステークアッシュ(日本で言えばハンバーグのような肉料理)。
今日はこれでやめとくわ、と言ったアレックスの表情は、あくまで真面目。
確かに、彼女にしては小食だったけど・・・・
それからヨーロッパの、特に北欧あたりは、ナチュラルメイクやノーメイクの女性が多いように思いますが、南に行くにつれ、バッチリ系の割合が増しますね。
パリやロンドンはちょうどその中間といったところでしょうか!?


>dekako様

前のコメントで私はうっかりdekakoさんの体験をイタリアと書いてしまいましたが、もちろんスペインの間違いです。ごめんなさいね~。
でかすぎるdekakoさんの心も、ミクロやフツー系と変わらないのだとしても、
やっぱりでかい系ならではの特殊な心理や出来事を、
その鋭い感受性で発信していただきたいと思っております。
なんせ、おもしろいので!


投稿: Pepite | 2006/04/25 19:41

Dianeさまのコメントで思い出しましてよ。
ベネティアで晩ご飯を外に食べに行こうとしたとき
添乗員さんに
「スパゲッティだけ注文したらダメですよ
 おみそ汁だけ頼むのと同じ感覚ですから」
といわれて、こっちの人の胃袋は一体どうなって
いるのかしらと不思議に思いましたの うふふ

投稿: dekako | 2006/04/27 11:15

ダイエットメニューが、パスタに、どでかいピザ一枚と、ステークアッシュ(日本で言えばハンバーグのような肉料理)。ですか・・(・・;)

いつもどれだけ食べているのか、想像したくないですね。w
私と一緒に住んでいたドイツ人の女の子は、うさぎのえさみたいなものばっかり食べてましたけど、太ってましたよ。
食べなくても太るようです。(・・;)
私が料理担当になってから、体重増えたと言って大変でした。

そうそう南へ行くほど顔も濃いのに、化粧も濃いんですよね。不思議ですね~。
十分濃いのに・・・。

イタリアでよく、「ノ~オンリー スパケッティ!!」と注文する前から良く言われましたよ。
「わかってるわよ!!」と言って、サラダ、パスタ、肉料理、デザートと目いっぱい頼んでましたよ。


投稿: | 2006/04/27 21:51

>長身のお二人さんへ

Diane様がすらりとした長身の体型であることを、前にブログのほうのThe Gothicで知り、想像を膨らませたものでした。
そして先日、通いなれた「でかい系ライフ。」のコメントで、それがさらに決定付けられ、
dekakoさんと、Diane様の視界はきっと私とは違うんだろうな~と、いささか寂しい気持ちになったりもしました。
まあ、それはそうと、今回は私のヨーロッパ記事を盛り上げてくれてありがとうございます。
Diane様の通な視点と、読者が共感し得るdekakoさんの一般的な旅行の体験談がうまくマッチして、
コメント欄がおもしろかったという嬉しいメールや電話をいただきました。
これからもまたヨーロッパの記事を載せることがあるかと思うのですが、その際も是非、ご協力ください!
感謝をこめて♪

Pepite

投稿: Pepite | 2006/04/28 23:44

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